| 備考 |
このウイルスは新しい感染方法である「Entry-point-obscuring」を使用した初めてのウイルスと思われます。「Entry-point-obscuring」とはこれまでのウイルスで行われていたようなエントリポイントやファイルヘッダ情報の変更を行わずに感染できる方法です。従来のウイルスとは異なる感染方法のため、検出のためにはより高度な技術が必要となります。ただし、この感染方法のために「PE_MTX.A」のウイルス活動自体が不安定であり、感染対象のファイルによって上記活動の一部、または全部が行えない場合もあります。
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ウイルスコード内に以下の文字列を含みます:
“Software provide by [MATRiX] VX team
Ultras, Mort, Nbk, Lord Dark, Del_Armg0,Anaktos
All VX guy in #virus channel and Vecna”
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「PE_MTX.A」は駆除が行えますが「WORM_MTX.A」は一個のプログラムなので駆除は行えません。ファイルごと削除してください。ウイルスを実行してしまいシステムが改変されてしまった場合には以下の方法で修復する必要があります。
・手動削除手順:
1)「PE_MTX.A」の検出をすべて駆除してください。 ただし、メールの添付ファイルとウイルスが作成する“IE_PACK.EXE”、“WIN32.DLL”の2つのファイルはもともと「WORM_MTX.A」ワームにウイルス感染しているものですので、駆除しても失敗し「WORM_MTX.A」になるだけです。単純にファイル削除してください。
2)不正プログラムの自動起動設定を削除します。 Windowsのレジストリエディタ(regedit.exe)などを使用して以下のレジストリキーを削除してください。
場所:HKEY_LOCAL_MACHINE \Software \Microsoft \Windows \Currentversion
\Run
値 : SystemBackup = c: \windows \MTX_.EXE
3)Windowsの検索機能で“wininit.ini”ファイルを検索し、削除してください。この場合、WORM_MTX.Aがまだ実行されたいない証拠なので、wsock32.MTXを検索し、削除してください。すでにウイルス活動後に再起動してしまっていた場合、このファイルはない場合があります。存在しない場合にはこの手順を行う必要はありません。
4)コンピュータを再起動し、「WORM_MTX.A」名で発見したファイルをすべて削除してください。
このうち、ウイルスが置き換える“WSOCK32.DLL”はWindowsが使用するファイルのため削除できない場合があります。その場合はDOS、もしくはWindowsのSafeモードでコンピュータを起動して削除してください。
なお、“WSOCK32.DLL”はWindowsのネットワーク接続に使用されるシステムファイルですので削除したままですとネットワーク使用時にエラーが発生し、ネットワーク接続できなくなります。Windowsのシステムファイルの修復方法はWindowsの製造元であるマイクロソフトまでお問い合わせください。基本的にはWindowsの再インストールやWindows
98の「システムファイルチェッカー」機能により修復できるようです。
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